いつもの習慣通り、家に帰ったらまずテレビを点けるのだけど、点けたら変な番組をやっていてびっくりした。
番組名は、『太田光の私が総理大臣になったら』
http://www.ntv.co.jp/souri/program/index.html
いや、バラエティ番組だって分かってます。
テレビの世界なんぞ、視聴率を稼ぐためなら倫理とか法律とかを無視するってこともね。
でも、あんまりなんじゃない?
2007年8月10日放送分の内容は、「アメリカに原爆被害の賠償金を請求します」というもの。
……もういっぺん、日本史の勉強をし直して来い。
と一言で片付けても良いんだけど、テレビという虚構の世界ではそうではないようで。
また、反論の陣営が愚か者ばっかりなんだよ。
「無条件降伏」
「ポツダム宣言受諾」
「サンフランシスコ講和条約」
「国家間で結ばれた条約」
くらいは勉強してから発言してくれ。だから、ノリで政治を語る一芸人に、良いようにあしらわれるんだよ。
いや、私自身はこの太田何某に会ったことも無いし、話をしたことも、本心を知る術も無いのだけれど、小学生が学校の先生や親に「ねぇねぇ、これってなあに? 」と聞いているんじゃないんだから、ちゃんと調べて、それで発言するようにして欲しいわけだ。
彼はこの番組の最初で、久間発言を取り上げていたけど、じゃぁ発言の全てに目を通したのか? というと、どうやらそうではないように思った(実際、確かめる方法が無いので、私は自分の主観としてそう感じた)。
じゃぁ、戦後賠償というのはどういうものなのか、国家間で結ばれた条約というのは、どういうものなのか? という理解が全く無いまま、議論をしようと言うのは、あまりにも乱暴なのではないだろうか。
国家間の条約と言うのは、あくまでも紳士協定の域を出ないものだと、私は解釈している。
つまり、両者が、条約をお互いに守るだろうと信じあうことでしか、条約の効力は発効しない、実際にはもろいもなのだろうということ。
日本が、ポツダム宣言を受諾し、サンフランシスコ講和条約(サンフランシスコ平和条約とも言う)に調印したこと、無条件降伏を受け入れたことを全てチャラにして、原爆に関する求債権について論じたいのであれば、それは日米安保にも繋がる大事のはずなんだが、そういう認識が無い。
これが、単に街の居酒屋で飲んだくれが騒いでいるだけなら、それはそれでアリだと思うけど、テレビという公共の電波を使って、こんなデンパなことを言われても迷惑だ。
自分たちが何に立脚し、何に守られて生きてきたのか、もうちょっと勉強してくれ。
不愉快極まりないけど、この怒りはどこにむければ良いのか(笑)。
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基本的に自覚のない自殺願望もあるしな〜
他の人を巻き込まないで欲しいと祈ります。
大田光は、政治のことを話さなければ面白いこともある。
北野武になりたくてなれてないような人だという印象かなぁ〜。
漫才やってる頃の爆笑問題は面白かったよ。
なんかね。
まず勉強して欲しいわけです。
飲み屋で管巻いて、どーこー言う権利は日本でなら誰にでも有ります。
でも、マス・メディアを利用して、お金を貰って自分の意見を公共電波に載せるわけでしょ? 不勉強のまま発言して欲しくないわけですよ。
>SouRinさん
> 北野武になりたくてなれてないような人だという印象かなぁ〜。
笑った。
北野武にも、松本人志にもなれず、結局中途半端なんだよね。
「この怒りはどこにむければ良いのか」については、簡単なことだと思いますよ。まあまずはこうやってネット上に何らかの形で書いていくのがひとつ。もうひとつはテレビ局に抗議すりゃいいじゃないですか。
「今さらテレビに怒るなんて愚直すぎるけど……」というニュアンスも感じられましたが、だとすればその愚直さをあえて堅持するのが正攻法かなと思います。説得力のある愚直さは、案外世の中を動かしますよ。
このバカをメインに番組を制作している放送屋、、番組スポンサー、常識が無いのか。
当番組スポンサーの商品は、一切買わないようにしましょう。
それを見ている視聴者、バカが移らない様、気をつけましょう。
オオタバカウィールスの消毒を忘れずに実行しましょう。テレビのスイッチをきりましょう。
自分がよほどの者だと思っているようですが、マスマディアの
中で肩ひじ張ってるだけの馬鹿ものです。
聞くに値しません。
以上